1.コットン無地バニラン【7100】
<おススメ!>
綿100%のバニラン生地です。バニランとはドビー織りの一種で、ドビー織り機で織る事で細やかな立体感のある変わり織りを表現した生地です。織り糸はややざっくり目ですが肌触りは柔らかくとても風合いの優しい生地です。お洗濯を繰り返すことで繊維がふんわりとして凹凸が生まれ、しなやかさと風合いが増します。変わり織りの生地は凸凹が生まれる為、汗だくの時期でも肌にべったりと貼り付くことが無くどこかさらりとした感触なので、とにかく沢山の汗をかく夏場におすすめの生地ですよ。画像3枚目のブラウンが洗濯機で水通し後に乾燥機までかけた状態です。(洗濯済、未アイロン)
カラーはブルー、ブラウン、キャメル、オレンジ、ホワイト、レッドの6色展開です。
7220コットンリネンストライプジャカード風と生地の風合いが似ていますが、生地の組成と色展開が異なります。
2.コットンリネンストライプジャカード風【7220】
<おススメ!>
7100コットン無地バニランと同じような生地の質感です。織り模様でストライプ地を表現してあり、こちらの生地もまたお洗濯をくりかえすと柔らかさと合いが増してきます。画像2枚目が洗濯機で水通し後に乾燥機までかけた状態、3枚目が洗濯機で水通し後に天日干しした状態です。(洗濯済、未アイロン)
カラーはオリーブグリーン、ベージュ、レッドの3色展開です。
7100コットン無地バニランは綿100%ですが、こちらの組成は綿87%リネン13%。
汗をよく吸って、ノーアイロンでも風合い良く着られるのでとても快適ですよ。
どちらも似たような風合いですので、色の好みで選んでよいと思います。赤の発色は7100がシャッペスパン214番、7220がシャッペスパン15番に近い色合いで7110の方がややダークです。
3.コットン先染シャンブレー【AT1129】
こちらは以前にも何度かおすすめとして紹介している先染シャンブレーです。WATER、OLIVE、NB、BEの4色展開で再入荷しているそうです。NB(ネイビー)が昨年よりも濃色との事。
無地という事もあって目立つ生地では無いのですが、微ストレッチが入っていて肌触りも良く、着ていてとても心地の良い生地です。
※同じ色展開でも、反が異なると微妙に発色が異なる場合がありますので、昨年お買い上げになった方は買い足しではなく新たにご利用分を購入する事をおすすめします。
4.コットンブロードブラック無地【4100-F】
画像1枚目のRA2707が撮影用サンプルに使用した綿ブロードですなのですが、こちらの生地は元々の在庫が少なく、既に完売となっております。その為、似寄り生地として別品番の4100-Fをご紹介します。
どちらも同じ綿ブロードの黒ですが、発色がだいぶ異なります。4100-FはRA2707と比べるとやや緑がかった黒です。
一口に黒といっても本当に様々ですね。どちらも単体で見たら単なる黒としか認識されない色ですが。
生地の質感に大きな違いはありませんが、強いて言うならばRA2707の方が若干番手が細いのかな?といった感じです。生地の種類は同じでも織元が違えば使う糸も染料も異なる別生地となる訳ですが、4100-Fも濡羽色の良生地ですよ。
まとめ
毎日毎日お暑うございます(2023年7月下旬なう)。汗だくです。もはや服とか着たくもないという時期に突入しましたので、カジュアルラインを中心にご紹介しました。7月下旬というのは梅雨も明けて一年で最も暑い時期ですが、8月に入ると幾分か気温も控えめになるし。などと思って秋物に移行しようとしているそこのあなた。今年は長~~~い残暑が待ち受けている模様ですよ・・・
近年は年を追うごとに暑いと感じる期間が長くなっているような気がしますね。たぶん気のせいじゃありません。じわりじわりと残暑が長引いてる感じです。
そのかわり秋が少しずつ短くなってるような気も・・・いや、実際のところはどうなんでしょうね。
今回ご紹介した生地はいずれもセットアップだけにこだわらず、「快適な夏のためのストック生地」としても利用価値があるものをご紹介しました。バニランやコットンリネンあたりは、素肌の上にさらりと1枚で着られるワンピースなんかにもたいへんおすすめ。
人気色から売り切れてしまうので、欲しいものがある方はお早めに。
ご紹介した生地は全て、日暮里岩瀬商店さんのネットショップもしくは実店舗から購入出来ます。
↓webサイト
↓実店舗
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