トールネックオーバードレスは秋冬の厚手生地を使用する前提でフレア分量を少なめに設定しましたが、パリパリとした生地だとシルエットがきれいに出ない場合があります。そのような生地を使用した場合のアレンジ提案として、後身頃をフレアからプリーツに変更する手順を示しました。
フレアがきれいに出ないという前提があるので、アレンジ提案ではいったんフレア分量を削除してからプリーツへと展開をしています。なので、柔らかめの生地であればフレアはそのまま残してプリーツを追加しても構いません。
フレアを畳んでから展開すればストンとしたシルエットに、フレアをそのままで展開すれば裾広がりのシルエットになります。どのくらいのフレアで何センチのプリーツを何本入れるかというのは、あとは程度と好みの問題です。こればかりは色々と試してみるほかありません。
本来であれば、後身頃と共に脇身頃のフレアも削った方がバランスは良いのですが、手間が増えますし脇のフレア分量は少なめなので今回は後のみとしました。
それから、オマケとしてフレアを追加する展開図も記載しました。柔らかく、ドレープの美しい生地を手に入れたときにはぜひこちらも試してみてほしいと思います。下記データをダウンロードしてご利用ください。印刷すると線が細いので、もしかしたらPDFデータのまま拡大してご覧いただいたほうがわかりやすいかもしれません。
A4用紙×3枚です。
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