1.ストライプインディゴデニム【J2221】
<おススメ!>
こちらは日暮里の岩瀬商店さんに置かせていただいている店頭サンプルで使用した生地です。動画テキストでの縫製もこちらの生地を使用しています。
7.5オンス/152-155㎝幅/コットン100%
デニムとしては非常に軽やかなライトオンスデニムです。画像ではまだ糊を落としていない状態ですが、店頭サンプルは作成前に水洗いをして乾燥機をかけてあるため、実際の着用状態に近い風合いかと思います。生地の状態ではタックスカンツとのセットアップに使用するには気持ち張りが強いかな?と思ったのですが、洗いをかけてみたらとても良い方向に風合いが化けたと思います。
しなやかさのあるデニムなので、綺麗目なアイテムともコーディネートしやすいのではないかと。
タックスカンツとのセットアップやティアードシャツワンピース等に特におすすめです。
2.横ストレッチちょっとサテン風【TGH3568】
<おススメ!>
コットンサテンのようなとても上品な艶のあるストレッチ生地です。ポリウレタンが5%配合されているので、ややタイトなジャケットを作成したとしても気持ちよく追従します。裏地のつかないカジュアルなジャケットや羽織ものに、春秋シーズンのボトムスにと、扱いやすい生地なのでストックしておくのにもおすすめです。横ストレッチなのでボタンホールを開ける場合はあらかじめその場所に増し芯をするなどして伸び止めの工夫を。
こちらの生地、特筆すべきはやっぱり生地の艶やかさかと思います。画像では光の関係で艶々しているように見えますが、実際の色味は光沢控えめなのに陰影がとてもきれいなのです。ですのでタックスカンツやプリーツスカートのような贅沢にヒダを取ったアイテムと相性が良いです。ヒダやドレープとは相性が良いのですが、若干ハリが強いのでギャザーは避けた方が無難です。
色はカーキ・黒・ベージュの3色展開です。
コットン95%/ポリウレタン5% 生地幅125-129㎝
3.ストレッチサテンちょっと起毛【WS1003】
ピーチスキンのような微起毛加工が施されたストレッチ生地です。横ストレッチちょっとサテン風と比べても生地の厚さはそれほど変わりありませんが更に柔らかい風合いで、こちらもドレープの陰影がとても美しいです。微起毛なので秋口にちょうど良い風合いかと。アイロンのあたりが出やすい生地ですので、あて布をしっかりと。こちらの生地は、残念ながらブラックが完売しております。お求めいただけるのはブラウンのみとのことです。ブラウンは和名で表せば「檜皮色(ひはだいろ)」が近いでしょうか。実際は画像よりも落ち着いていて、チョコレートブラウンのようなこっくりとした色合いです。
コットン97%/ポリウレタン3% 生地幅112㎝
4.先染めブラックデニム
ライトオンスのブラックデニムです。ストライプインディゴデニムと比較すると張りも厚さも重さも増しますが、デニムとしては薄手の分類です。糊が効いてパリッとした風合いなのですが、数回洗いをかけるとだいぶ柔らかくこなれてくる予感がします。デニムは縮み具合の差の激しい生地なので、何度も扱っている生地でない限りは1度は水通しをしてから使用するのが無難だと思います。どうしても新品特有の糊がバリバリと効いた状態を楽しみたい方はそのあたりのリスクを踏まえて判断してください。可能なのであれば、1mくらい余分に購入して別途水通ししてみて縮み具合を測るのが理想ではあります。
こちらのデニムは、タックスカンツよりもバギーパンツとのセットアップに向いているかと思います。ジーンズにするにはだいぶ薄いけれどもバギーのようなたっぷりとした量感のパンツに向いています。スカートであればAラインやゴアード等の全体のボリュームを抑えつつも裾の控えめなフレアを主張するようなデザインにおすすめ。あとはデザインにもよるけどジャンパースカートなんかも良いですね。いずれのデザインであっても夏に向けて重宝しそうな生地です。
力の弱い、モーターの小さいマシンでない限り、家庭用ミシンでもこなせる厚さです。家庭用ミシンの場合は特に、何度か水通しをして生地を柔らかくしてから使用すると扱いやすさがグッと増します。
9.5オンス/150-152㎝/コットン100%
ご紹介した生地は全て、日暮里岩瀬商店さんのネットショップもしくは実店舗から購入出来ます。
↓webサイト
↓実店舗
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